※記事内に広告を含んでいます

これから業務効率化の扉を叩くあなたへ【最初の一歩はVBAがおすすめ】

悩んでいる女性

処理しても、処理しても、増え続けるタスク。
人手は減っているのに、業務量と難易度だけが上がり続ける。
そして、上司からは仕事が遅いと怒られ、お客さんからも怒られる。

そんな毎日に疲弊している人って、きっと多いのではないでしょうか?

気合いと根性で仕事を片付ける時代は終わりました。
今は、面倒で単純な作業をどうやって効率よく片付けるかが問われています。

デジタルの力を活用すれば、誰でも面倒な手作業から開放されます。
しかし、多くの人はどうやってスキルを習得すれば良いのか分かっていません。

結論、ゼロから業務効率化を学ぼうと思っている人はVBAから学び始めるとよいです。
少なくとも、私はVBAから学び始めてよかったと感じています。

私は社員数3000人規模の企業で働く40代会社員です。
プログラミングとは全く無縁の間接部門で勤務しています。

VBAは2018年頃から独学を始めました。
そして、VBAを学んだ結果、見える世界が変わったと感じています。

VBAで業務効率化を実践する技術が身に付いたことだけが理由ではありません。
仕事のスタートからゴールまでの最短ルートを論理的に導く思考力が身に付いたこと。
それが大きかったと感じています。

そして、今から業務効率化の扉を叩くあなたにも、ぜひこの感覚を味わっていただきたい。
そう思っています。

目次

なぜVBAなのか

なぜ、業務効率化の入門にVBAがおすすめなのでしょうか?
それは、Excelという多くの企業で利用されているアプリを使用するからです。

Excelといえば、皆さんも触ったことがあるのではないでしょうか?
ExcelにはVBAというプログラミングを書く機能が備わっています。
そして、Excelの面倒な手作業はプログラミングで自動化できてしまうのです。

理由①:VBAは入門者に優しいから

VBAはプログラム入門者にとって優しい言語です。

大文字と小文字の間違いなら、エディター(VBE)が勝手に修正してくれます。
それに、スペースの要・不要まで勝手に直してくれます。

VBAを書くときは、大文字小文字を気にすることなくガシガシ書いても大丈夫です。
この機能は、入門者がVBAで挫折することを防いでくれる神機能だと思います。

理由②:その後のプログラミング習得に役立つから

VBAは上段から一行ずつ、書いてある命令文を実行します。
これはVBAだけでなく、他の言語でも共通して言える仕組みです。

早めにVBAで成功体験を掴んでしまえば、他のプログラミングへの挑戦も、ハードルが低く感じることでしょう。

それに、ExcelとRPAの親和性が高いことも理由のひとつです。
将来的にRPAを学ぶときがきたら、VBAで得た経験が活きることになります。
いつか必ず「VBAを学んでて良かった」と感じる日がくるはずです。

理由③:挑戦のハードルが低いから

Excelがあれば、すぐにVBAを始められます。
面倒な環境構築は不要です。
Excelを起動して「Alt」+「F11」を押せば、すぐにエディター(VBE)が立ち上がります。

このように、挑戦のハードルが低いことも、業務効率化の入門者におすすめする理由です。

いま人気のPythonのように、他のプログラミング言語は環境構築が大変です。
いつかPythonに触れる日がきたら、VBAのハードルの低さに驚くのではないでしょうか。

以上、私が業務効率化の入門者にVBAをおすすめする理由です。

現在、私はGASをメインで扱っていますが、そもそも私はプログラマーではありません。
システム開発やWEB開発の現場ではない、他業種のオフィスワーカーです。
私と同じような環境で、今から業務効率化を学びたい人には、やはりVBAを推していきたいです。

VBAを学ぶと変わる世界

VBAが使えるようになると、目に映る世界が変わります。
少なくとも、私は変わりました。

VBAを学んで、モノゴトの考え方が変わったこと、他人からの評価が変わったことが大きな理由です。

論理的思考が身につく

仕事のスタートからゴールまでの最短距離を、より鮮明にイメージできるようになりました。

コードの一行一行に無駄な処理はないか?
この手順がゴールへの最短距離なのか?
そもそも、この業務は本当に必要なのか?

VBAをキッカケに、仕事の手順からその意義まで、深掘りして考えるクセが備わりました。

どのようにして効率よく仕事を片付けるか、誰でも考えそうなことを、VBA経験者からの視線で答えに辿りつく習慣が身に付くようになります。

他者からの評価が変わる

VBAを習得すると、他者からの評価が変わります。

自分の業務にVBAを使うと、上司や同僚から「アイツは仕事が速い」と評価されます。
また、現場のためにExcelツールを作ると、今後は「アイツは凄い」に評価が変わります。

最終的には、プログラミングが分かる現場社員として、情報システム部と一緒に業務支援ソフトの開発に関わることもあるでしょう。

秒速で仕事が終わる

何時間もかかるような大変な仕事が、ワンクリックして数秒で終わる。
VBAを習得したら、そんな世界が始まります。

大量の手作業はミスに繋がりやすいし、肉体的にも精神的にも疲労が溜まります。
一方、VBAが使える人は、心と身体に負担をかけることなく業務を進めることができるのです。
しかも、所要時間はホンの数秒です。

このように、VBAを習得することで自分の目に映る世界が変わってきます。
もし、あなたの職場にVBAが使える人がいなければ、今が絶好のチャンスです。

日本には「先行者利益」という言葉があります。
先行者利益とは、誰よりも先に市場に飛び込むことで、多くの利益を独占したり獲得したりすることです。


あなたの職場で、誰よりも先にVBAを使える人になりましょう。
そして、社内での「先行者利益」を獲得してしまいましょう。

これから業務効率化の扉を叩くあなたへ

今回は、今から業務効率化を学ぶ人にはVBAがおすすめであることをお伝えしました。

Excelはビジネスの基礎であり、万能なツールでもあります。
誰でも挑戦しやすいプログラミング言語で、エディターのサポートが優秀であること。
そして、他のプログラミングに挑戦するときのハードルが下がることがおすすめの理由です。

基本的にMicrosoft Office製品でしか使えない言語ですが、業務効率化を始める上で有益です。
いつか挑戦するであろうRPAを操作する上でも、Excelは必要不可欠な存在となります。

VBAを習得する上で大切なこと。
それは「とにかく手を動かすこと」です。

10分でも15分でも構いません。
少しずつでもいいので、毎日教材とVBAに触れてください。

VBAを身につけることで世界が変わります。
社内でポジションが上がることもあるし、優良企業にスカウトされることだってあるでしょう。

仕事の充実は人生の充実そのものです。
一日でも早く人生を充実させるために、はやく行動に移しましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

目次